アボットのブログ

海外移住を夢見る人間。

男女の友情は成立するかというベタな質問

よく居酒屋トークで取り上げられる鉄板ネタとしてあるのが、「男女の友情は成立するか?」である。(異性愛もあれば同性愛もあるとかそういうのは一旦置いておいて。)

みなさんはどう思うだろう。

 

定義付けが曖昧な分、広げがいがある良問とも言えるし、パターン分けが多過ぎて悪問とも言える。居酒屋であーでもない、こーでもないと話すにはいい問題だが、問題そのものとしては雑だと思う。

 

その問いの裏にあるのは、友情と恋愛の対比だ。グラデーションではなく、全く別のものとして捉えられている。でも…友情から始まる恋もあるよね?それを「それはそもそも元々から友情じゃなかったんだ」と結論づけるのは簡単だ。だけど人間、長年生きていると同じ人に対して全く違う感情を抱くことがあるのだ。

こんな結論に至るなんて、大人になったなあ、私も。

 

私の感想としては

友情とセックスは両立しうる。友情を壊さないまま、セックスはできるのだ。

つまり、その意味で冒頭の問題の答えとしては

男女の友情は成立する、だ。

 

 

 

今まで長年友人だった人とセックスを試みたことがあった。

お互いに恋愛の感情はない。

 

その日も友人として会ったが(少なくともしたいというアピールや意思は私も相手も感じられなかったように思う。)、ふとしたタイミングで

つい始まってしまった。

 

自然な流れと完璧なるエロシチュエーションで

する気はなかったがお互い身体が動いていた。

 

出来た。

 

だけど体臭なのか匂いが全くもってダメで好きにはなれないし没頭しきれないな、という思いも強く頭にあった。だから二回目のセックスはもうないはずだ。そもそも彼を友人としてしか見てないなかったのは体臭を無意識に感知して恋愛対象に含めていなかったのだ、というところまで悟った。

セックスがもうないからもう二度と会わないかというとそうでもなくて、多分また定期的に会う。友情は変わらず続くはず。

そんな人間関係を昔はあり得ないと一刀両断していたが、そんなことはなかった。

 

男女の友情は成立するのだ。間にセックスがあったとしても、だ。

 

 

 

あと話は脱線するが健全なエロは人をハッピーにする。

上に述べた経験が一般的に言う「健全」かどうかは正直分からないが、お互いの素直な気持ちに沿った行為はすごく満足感があった。超絶ハッピーな気持ちがしばらく続いたから私って単純だと思ったのを覚えている。けどそれを逆手に取って考えてみてると、日々の生活をご機嫌に過ごすには性的要求を素直に解消できる環境てのも大事だということだ。

 

一回の性行為が考え方を変えたという話でした。